安中市まちづくり ワンワンチーム

「安中市の現在と未来を考える会」 【安中市まちづくりワンワンチーム】

第7回 住民シンポジュウム 移動手段実証社会実験に参加して

 

第7回 住民連続シンポジュウム(録画収録)

・主催 安中市まちづくりワンワンチーム 
・日時 2020.11.28(土) ・場所 安中市原市公民館
・テーマ【移動手段実証社会実験に参加して】

・講演者 金井 亮 氏 

(市庁舎建設を考える市民の会 事務局長)
 

 目次(動画の時刻)
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00:00  1.はじめに
04:15  2.細野地区の現状
11:40  3.新たな移動手段の検討
25:10  4.実証実験
33:40  5.今後に向けて
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・本シンポジュウムでは、地域住民のための真に理想的な市庁舎のあり方、そして市庁舎とはなにか、多様な分野から連続9提案(予定)を、録画収録してユーチューブなどで全国発信、議論の場を形成します。
・ECO-フレンドリー広場 同時開催
  同日、同会場において季節野菜を含む不用品交換会を開催‼ 
 「もったいない精神」とECOな暮らしの広場です。
  日用雑貨・食材を活用しましょう。
  自由にご参加ください。

・お問い合わせ、ご意見はこちらへ。
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安中市まちづくりワンワンチーム  
 吉永真(090-8475-3804) nonohana120@gmail.com

・市庁舎建設を考える市民の会    
 小川光(080-6704-1388) ogawa999@outlook.jp

安中市まちづくり研究会    
 宇佐見義尚(090-3819-4770) usamiyoshinao@aol.com
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FaceBookページ→https://www.facebook.com/annakawanwan/
ブログ →https://annakawanwan.hatenablog.com/
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#まちづくり#地域活性化#安中市#社会貢献

 

 

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吉永)
みなさん、こんにちは!連続シンポジュウム7回。まちづくりから考える市庁舎建設。
今日は金井亮さんから、「細野地区移動手段実証社会実験に参加して」ということで
講演をお願いしております。皆さんもこの新しい試み、交通手段の問題について
市庁舎建設の絡みの中で、今日はまた講演をしていただくことになっております。
まだ沢山、いろんな分野からお話しして頂かないといけないことが

沢山まだ残ってますけども取り敢えず今年、このコロナ禍の2020年、

7回まですることができましたことに本当に感謝しております。

録画中。録画で全国に発信しておりますので、そんなことで
よろしくお願いしたいと思います。それでは沢山、お話しして戴きたいので、

早速、金井亮さんから、第一回目の発表者でもありますけども続けてお願いします。
よろしくお願いします。

 

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金井)
今日は、お休みの中、お越し戴きましてありがとうございます。

直接今日の話はですね市庁舎の建設とは結びつくかどうかは分かりませんけども、

ま、まちづくりという観点からですね、是非とも皆様にですね、
私の住んでいる細野地区の問題提起といいますかね、それも含めてですね、

新しい社会実験を昨年の初めからですね,やりましたので、

この辺の紹介を40分位の予定でやりたいと思います。

座ってやらせていただきます。

で、今日の話しはですね、5つくらいに大きく分けて

今回の実証実験の説明をしたいと思います。

はじめにですけども字がいっぱい書いてあるんで棒読みしても面白くないんで、
簡単に説明しますが、細野地区ではですね、令和元年度、

昨年ですね、タクシー相乗りによる実証実験を行いました。

 

 それと、あと令和2年度、ま、今年ですね。実は5月中旬から市の車両を使ってですね。
住民ボランティアドライバーによる移動手段の導入を予定してたんですが、コロナ禍によって現在中断しております。それで、まあ先月から今月にかけてですね、市の企画課からですね、アンケートが再度、この実証実験に参加した人に対して、アンケートが配られまして、まあ、アンケートを取り直してそれを集計して、

また、できれば年、明けてからですね、またスタートしたいと
いう方向で、今現在進んでおります。

平成31年1月から始まったですね「新たな移動手段の導入の検討」、

これまでどのように進めてきたか報告いたします。

 

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2.細野地区の現状

先ず、細野地区の現状ですが、みなさんご存知の通り安中市が、これ県境で、

こっちは高崎...ですね。
で、こっちは富岡市で、信越本線はここで盲腸みたいな横川で停まってますが、

この青いのが北陸新幹線。その間に挟まれたこの細長い、面積からいうと

安中市のだいぶ広い面積を占めてます。これが細野地区でございます。
で人口はですね、令和2年の1月31日現在 台帳から観ますと、

1686人、705世帯ですね。高齢化率は42.7%
平成30年年度末ですね。で、高齢化率、65歳以上の人口に占める

割合いなんですけども、安中市全体で見ますと、36%くらいですね。

安中市全体では36% 細野地区だけ限ってみるとですね42.7%。

数パーセントやはり、高齢化率は高い状況です。

ま、年寄りの割合が多いということですね。

 

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2.細野地区の取り組み

それで路線バスの運行は勿論 今、ないわけですね。
最寄の駅、西松井田駅までですね。この真ん中辺から、

4㎞ぐらいから3㎞くらいの距離があるということで、
バスの路線もこの薄茶色っぽい、黄色っぽい線が現在安中市内で

運行しているバス路線も描いたんですが、
これがここが松井田の庁舎ですね。市役所の松井田庁舎。

そこから安中市役所まで行くと、あと、新幹線の安中榛名から

こういうルートになっているんですが、ここが磯部駅ですね。

そのルートと、あと、後閑ルートそれとあと、
これは秋間の奥の方から来てる安中駅まできてるということですね。

主な現在のバス路線はこんな感じです。それで 説明すれば良かったんですが

この今回のこのスライドはですね、県の交通行政課とあと

安中市の企画課と私で作った、スライドです。
主に資料は県の方から出ているのが殆どです。で、

私がちょっとアレンジして今回発表しているとこです。

それで同じ図面ですけれど、もっと拡大した図面ですね。

細野地区がこうありまして、まあ九十九も含めた色塗りしてますけども
まあ松井田の商店街、あと、松井田病院とか群馬銀行がありますね、

まあ、そういったとこまでの位置関係を示しております。

 

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2.細野地区 現状

それで細野地区の路線バスはですね今から30年以上前に廃止しております。
松井田~土塩線というのが1985年廃止になって、松井田~上増田線ですね
これが1987年に廃止しております。で、群馬県全体でゆくともう

相当数バス路線はあったんのですが、今は殆どそんなにない筈ですね。

特にこの山間地域ですかね。それで、細野地区の現状としてですね、

車が使える人は勿論自分で運転していろんなところへ
行くんでしょうけれども、車が使えない人。それは48.2%。

これはアンケートでとって出たデータですけども、半分くらいの人は

送迎してもらっていると。あと、自転車、徒歩、ていうのがありますね。
これは勿論、あの行く場所によってですね違うんでしょうけども、

ま、いずれにしても半分50%近くが誰かに送ってもらっていると。

送り迎えしてもらっているということですね。

 

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2.細野地区の現状

で、これはあのアンケートをとっているんですね。
安中市公共交通に関する市民アンケート」ということでですね、

公共交通の要望と不安ということで、細野地区を見るとですね、

ま、このようなアンダーラインのところ、「乗合タクシーかマイクロバス位の

大きさで充分。だけれども、要するに、通して欲しい」と。

路線のない我々の場所に通して欲しいと。で、いずれにしても
運転ができなくなったら、細野にはバスは来てないので不安だと。

何か、小型の乗り物があればいいと。
あと、通院、買い物が1人でできなかった時のことを考えると、

この地に住み続けることに不安を感ずる。という
アンケートもあったということですね。

それで、この取り組みの切っ掛けとしてですね、安中市群馬県

この「新たな移動手段の実証実験」に応募したんですね。
で、細野地区を選定してこれがあの、要するに、選定されたということです。
これが提案用紙ですね、これは企画課の大野さんが作ったんですね。

提案書ですね、これを県に出したということです。

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2.細野地区の取り組み

まあ、細かいんで1つ々説明すると時間、掛かっちゃうんですが、

アンケートに基づいた色んな課題をここで県に出しております。

 

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3番目としてこれからの「新たな移動手段」の検討ということでですね、
地域住民、行政(市と県)が参加する「検討会」及び「ワーキンググループ」

の検討体制として作りました。私が参加したのは、ここのところですね。

全部で6回ぐらい検討会をやりましたが、50名くらい参加した。
それの下にですね、ワーキンググループって言うのがありまして、

これは主に3回実施しましたが、参加者は15名程度
ということで、各地区の細野地区の全部で13ぐらい区が分かれてるんですが、

それの区長さんと、あと、県と市の担当者、あと、コンサルですね。

県が委託したコンサル業者が参加しております。具体的にはこんなカタチで
検討会は6回やっております。

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「新たな移動手段」の検討

検討の内容がここに書いてあります。
事業目的とかですね、移動手段を考える、運行プランの意見交換、

あと、実証実験の計画、実証実験の状況報告、
あと今後の方向性ということで、平成31年当初からですね、

令和元年昨年の一月に掛けて6回やってきてます。

これが検討会の状況ですね。

これあの「ふるさとセンター」に集まって、検討会を開催しております。

 

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3.「新たな移動手段」の検討

それでなかなか全員一緒くたにすると意見出にくいということで、

グループ分けしてですね、各グループで意見を出し合ってます。

それでその討議の内容ですけども、ここで安中市の公共交通の現状ということを

市の方から提示がございまして、この棒グラフの数はですね、

こっちの軸の 今、安中市先ほども説明したように幾つかの路線があります。

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3.「新たな移動手段」の検討

・安中~柿平線ですかね、あと、秋間中関~碓氷病院線、

あと、安中榛名駅磯部駅線。安中榛名駅安中市役所へ行く路線という事で。

・これは折れ線のグラフで利用人数の推移をグラフ化しております。

こっちの軸を見ると単位は1000人ですね。25だから、2万5千人ですか。いう事で、これを見ますと、要するに安中・榛名から市役所まで この紫色ですか。利用人数が年間で
これが5000人ですから、1500人くらいですかね。多い時でもこんなもんですね、5000人いってないですね、年間。
そういう事で、まあ全体としてトータルで、21年から29年ですかね? あの、10年近くで2万人くらい利用人数が減っているというコトですね。

 

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3.「新たな移動手段」の検討

それで、あの「収支率」っていうのがありまして、運行にかかる経費を

運賃でどの程度まで賄えているのかを示す収支率ですね。

乗り合いバスでは6~28%、乗り合いタクシーでは4~9%ですね。

実は、説明しなかったんですが乗合いタクシーって言うのは、

安中の南の方ですか、磯部~中野谷線と、真仁田~岩野谷線ですかね、

これ、安中タクシーでマイクロバスでやってるオンデマンドタクシーって

言ってるやつですかね。それを見てもですね、かなり収支率は低いんですね。

ボルテックスアーク、これ黄色いバスですね、中型バスですね。

かなり収支率は悪いと。それで実は県がですね、あの補助する額が決められてんですね。
収支率によってですね。それでこちらですと20%を県から出る補助ラインで決められてます。こっちは10%ですね。
で、どういう事かっていうと、この20乃至10%を下回った場合は県から補助金が出ないと。要するに収支率悪いから廃止しろっていうことですね県の指導でいきますと。

これから上は20%を超えてますんで、これ、安中~柿平線ですかね。
安中駅柿平線。これだけはクリアーしているような、県から補助金が出ているということですね。。

まあこれなんかもですね、朝、実は、話し違うんですけど市庁舎建設のチラシをですね、安中駅前で早朝撒いた事があるんですが、確かに、この安中~柿平線、

柿平から来る朝のバスはですね、安中駅に着くバスは、高校生とか
サラリ―マンがいっぱい乗ってます。ここんとこですね。確かに朝は乗ってますね。

 

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それで歳出ですけども、、安中市の、バス・タクシー補助に掛かる、

これ平成29年度の歳出なんですが要するにこれだけ合計1億1900万、

29年度掛かっちゃってるということですね。この中にはですね、
タクシーの利用助成事業、要するにタクシーの補助券出してるんですけれど、

それが4300万円くらい掛かっているんですね、ということで

毎年1億円以上は市がこのバスないしタクシーの補助券出すために
これだけお金、使っているということですね。

それでまあ、噂によるとタクシー券も実はですね、なんて言いますか、

不正...って言いますか、大分不正で使っているという人が居ると、

どういうことかというと、要するに乗ってもいないのに、
タクシーの運ちゃんと結託して、どうも不正利用している人もいる

という噂も聞いております。

 

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それでまあ、検討状況、また戻りますが、実際こんな風にしてですね、

ワーキンググループの人たちの検討状況ですね。
これあの、ふるさとセンターの2階の図書室で合計3回ですか。

検討会をやっている状況でございます。
実際、図面を出して何処にそのタクシーの停留所をつくるか?とかですね、

どういう風なルートで回るかとかですね、
停留所の位置を整理、運行ルートとかですね停留所の位置。

アンケートも取ってますので、アンケートの結果も集計したりしてですね、
実証実験の実施方法などを議論してます。

 

それで決まったのがですね。この図面ちょっと細かくて見にくいんですが、

これが国道18号ですかね?
これが松井田の商店街。支所。市役所の支所。で、2つに分けてですね、

北回りルートと南回りルートという事でそれで運行ルート決まったら

このルートで回るということなんですが、便数がどうかというとですね、

週に4日、運行すると。で、2日づつですね、こっちとこれで分けて、

で、一日辺りはですね、一日4便。往復で出してる。
出すという計画でワーキンググループで、この案を作成しております。

 

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で、その辺のワーキンググループないし検討会の進行状況をですね、

「暮らしの足通信」1号、2号とかとですね、
合計で6号か7号ぐらいまで出して、細野地区の人たちに回覧で廻しております。

で、その都度、まあ意見のある人はまあやってもらいたいってことで、

「暮らしの足通信」ってことで周知しております。

 

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それで、実際にですね実証実験はどうしたかというとですね、

タクシー会社が運行して受け付けは住民ボランティアが担当する

ということで決まりました。で、当初はですね、運転ボランティアと

受付ボランティアに分けて全部地元のメンバーでやろうということだったんですが

タクシー会社に本当は頼めば良いということで、アークタクシーという
ところでやってくれるということで、実際はですね、実証実験は 

タクシー会社が運行して、本格運行は運行ボランティアが対応するというカタチ。

で、受付けはですね、ま、幾つかあったんですが、ふるさとセンターの職員が対応したらどうかとかですね、あったんですが実際は住民の受付ボランティア

ということで、受け付けをやることになりました。

で、あの、法律上の問題が当然ね あるんですが具体的にはですね、

複数の予約を調整して、利用者を乗り合わせることはできないという
と、アークタクシーが言ってましたということですね。

 

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それでこれが宣伝用のマークなんですが、北回りと南回りで、で、

南回りが「せんがたき号」地元で仙ヶ滝という滝があるんですが 

ま、ランドマークみたいになってますが、あと高戸谷山 という山があるんですが

「たかとや号」私も小学校・中学校を出てないので分からないんですが

高戸谷山という山がですね、あの象徴的な山があるんですが

これ、校歌かなんかに出てくるそうなんですが、

たかとやという北回りが、「たかとや号」ですね。

南回りが「せんがたき号」 という事で名称をつけました。

 

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で、具体的な実証実験ですが、10月28日から(昨年のですで、一昨年ですね)

1月31日まで、約一か月延長しました。
せんがたき号南回りは月曜日と木曜日、たかとや号北回りは火曜日と金曜日、

各4往復、で、運賃はですね、1人500円ワンコインということで、

安中地区までは1000円ということでスタートしました。

これ細かい字で読みにくいかと思うんですが、これがパンフレットですね。
それでその裏に運行時刻表が書いてあって、停留所も書いてあります。

で、停留所はかなり細かい停留所になっています。

 

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これが、スタートの式典で、みれば皆さんお分かりかと思いますが、

これが市長さん、うちの地区の代表区長、これが県の交通課長さんだということです。

それでテープカットしたと。で、実際使ったのは、アークタクシーで、これに
シンボルを貼り付けて出発式を10月28日にやりました。

それでこれが、住民ボランティアの受付け係りですね。当初2人でやっていた。

それで予約の手順がここに1~4まで書いてありますが、

電話でですね受け付けるということで、利用する日と便名、で、空き状況を確認する。
で、実はこれ予約する人はですね、事前登録で96名ですかね。

細野地区で96名の方が事前登録でもう登録してあります番号でですね、

登録番号と氏名、乗車地・目的地を聞いてこの予約表に書いておきます。

記録しておきます。
で、時間は9時~12時までということで前日のですね9時~12時まで受け付ける。で、当日は受け付けないということです。
で、それを前日の昼にですね、アークタクシーの受付け係に

ファックスで毎日流してます。

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でまあ、実証実験の状況、東京新聞、上毛新聞、産経新聞に掲載されました。

まあ、あと、「東京交通新聞」っていうのがあるんですかね。

そこにも載っかってますね。
これは安中市のホームページですね、NHKのホッとぐんま640でも

取りあげられたよということですね。

で、実証実験中のですね利用状況ですけども、10月28日~1月31日まで、

約2か月半で県の予算が、実証実験の予算が余ったということですね。

 

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一か月間、延長しております。
のべで93人利用しております。事前登録者96名、

私の母親94歳になりますけれども彼女も登録しております。
で、96人のうち29人が利用したと。で、延べ93人利用しました。

で、運行便数は60便。運行日数は27日。
で、主な目的地、行き先ですけども、西松井田駅、Aコープ松井田店、

松井田病院、碓氷病院、ですね。
まあ、要するに高崎の方に通っている人も利用したと。

あとは、買い物ですね。通院のお年寄りですね。
内訳けはこんなカタチで、ヤオコーセキチューは行ってないですね。
松井田支所、旧松井田町のですね。

 

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それで行き先ですけども、行きはですね、1便、2便、午前中の便に集中してたと、
で、帰りはですね、2便、4便に分散。ま、午後ですね。

お昼近くと夕方に掛けてですね。
行きの第4便っていうのは一番遅い便ですけども、帰りの1便ですね。

帰りの1便って言うのは早い時間帯ですね。
殆ど利用無かったと。。
それと曜日で行きますと、月曜日の利用がほとんどなかった。

松井田地区内の利用が多かったということですね。
こんなカタチ。月曜日はゼロ。
たかとや号は43人と29人。北回りが多くて、せんがたき号はですね、

ドッチかって言うと、せんがたき号はあの南の地区でですね、

松井田の町に出るところに峠があってトンネルがあるんですが

トンネルを越せば、松井田の町に出られるんですね、この地区によって。

ですからあまり、このせんがたき号のルートはあまり使ってないってことですね。

それで一週間あたりですね平均乗車人数は7.2人、

平均運行便数は4.6便。1便あたりの平均乗車人数は1.6人相乗りも
できますから。運行便の約6割が1人乗車ということで、

 

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実証実験中のこの利用のグラフ。

収支率なんですが、えーっと、22~47% 平均収支率は28%でした。
第7週ですね、第7週この辺ですか、これ、47%の収支率がありますね。

相乗り率が高かったということだったんですね。
この表に出ている通り、利用収入に対して、支払った費用ですね。

合計で5万3千円の収入に対して、18万7310円、
タクシー会社に払いましたよと。これ、実証実験ですから、

県の費用で全部、賄っております。

 

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今後に向けてですが、タクシー会社ではですね、運転手不足の為に
決まった日時での運行は確約できないということなのですね。
来年度、来年度ってことは令和2年 安中市から提供された車両を利用して、
住民ボランティアドライバーによる移動手段を、導入予定ということです。

そういう結論にこの実験ではなりました。

タクシー会社の運転手不足ってことはですね、運転に協力できる

会社がアークタクシーだけしかなかったんですよ。

地元にもつばめタクシーとか2社ぐらいあるんですが、

とても運転手不足で対応できないということです。

そのアークタクシーもですね、協力できるのは実証実験期間中だけだよと

いうことなんですね。

結果として、ま、本格運行はですね、運転ボランティアが

対応しなきゃ駄目だな、という結論になっております。

それで、ま、あのう、受け付けはさることながら、運転手ですね、

運転ボランティアになるわけですがで、実際あのう、タクシーはですね、

二種免許の所有者。または、国が定めた自家用有償旅客運送の
認定講習会を受講した者とするという事でですね、

 

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ボランティアドライバーもこういった資格がないと
勿論、運転できないという事でですね。あと、保険はボランティア保険とか

ま、当然、色々な事故が想定されますんで、保険対応していかないと

いけないということで、ま、ボランティアドライバー
運転手に対してはですね、これ実はあの、みどり市に先進的なやっぱり

ボランティアのタクシーを運行しているグループがありまして、

そこの事務所で認定講習を受けている状況です。
で、実地もですね、これ、ま、実車を使って細かい講習を受けているところです。
これ、一番こっちは私ですけども、みどり市の吾妻村っていうんですか、

東村っていうんですか?草木ダムのこっち、ここですが、旧吾妻村役場ですね、

そこの一室がこのグループ専用のブースになっています。

これが、あのテキスト。これが何十ページかあって、修了した時に、
これは私の くれた修了証書です。これを持っていれば

ボランティアタクシーの運転ができますよと。

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で、今後に向けてですけれども、タクシー相乗りの実証実験は終了したんですが、

住民の運転ボランティアによる方法で運行したって書いてあるんですが、

実は県の予算がまだ、実際、余っちゃたので、実際、実証実験中

ということなんですが、やってみたらどうかと、

運転ボランティアで運転して受付けも勿論、ボランティアで

やってるということで、すぐに一か月ちょっとやってみたんですね。

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で、利用料はですね、実費 まあ、ガソリン代を利用回数・距離
同乗者の人数等に応じて、後日、集金。これは市の方でやって戴いて、

で、勿論、利用対象者は細野地区に住んでいる事前登録者、96名。

を対象にしました。実際、このせんがたき号とたかとや号をやってみたんですね。
それで、最後ですが、だいぶ時間余っちゃって、あれなんですが、

・移動手段があるということは、そこに暮らし続けていけるということですね。
・「新たな移動手段」が持続するためには、利用する人と、支える人がいるということが必要ですね。
・持続的な取り組みとするには、支えるボランティアの世代交代も勿論、重要だということを感じた。

これで、他にもいろいろ、構想はあるんですが、実は応募は

 

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安中市の宣伝するわけではないんですが、広報あんなか8月号ですね。

これ、「誰一人残さない、柔らかいSDGs」 あの SDGsってご存知だと
思うんですが、まあ、こういった広報も実は安中市で出しているんですね。
で、中身はどうか?っていうと。

このさっきの2ページ目ですけれど、「誰一人取り残さない やわらかい SDGs
細野地区のタクシーのことを言えばですね、この17のあの要するに

目標はあるんですが、ここでは「エスディージーズ」については

説明すると長くなるので、しないですが

まあ、私が考えるには、この11番目。目標だと思うんですね。

皆さん、遠くて見えないと思うんですが、「住み続けられる まちづくり」
って言うのが目標なんですね。これだと思うんですね、これだと。

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これ、世界的な運動で、要するに色々なお偉いさんがこういった

小さいバッチをつけてますよね。こういうのね。英語でいうとこれですね、

 

「Sustainable Development Goals」

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Sustainable Development Goals

これも安中市、真剣に取り組もうということで、

やって行こうという事で市報も出しているんですが、
先ず、細野地区では年寄りを取り残さないっていうことですかね? っていうことで、
このタクシー、ボランティアタクシー、取り組んで行こうという運動が、

私の地区ではあるということです。

他にも、実は100枚くらい、公民館で、市の人と県の人に貰ったんですが、

私の判断で割愛させて戴いております。

先進事例 あと、5分くらいですかね? 

日本全国で先進事例なんていうのも、あるんですね。
山形県山形市郊外ですね。

これちょっと大型のスマイルグリーン号。こういうのがあるんですが、
それとか、これは兵庫県豊岡市ですね。

これ、冬は積雪が多い8万人ぐらいの人口ですかね。
飛行場もあるんですが、ちょっと郊外出ると、こういった山間地域ですね。

こういうとこももう、ボランティアタクシーがやっているという。
これ、北海道ですけれど、中頓別。これ人口1757人という、

まあ、大変な小さい町ですけども、これはまるっきりボランティアタクシーですね。

まあ、こういった先進事例があるということ。

あとは紹介したいのは、結局こういうことですね。

・路線バスは安いけど、不便だと。
・こっちへ行くほど、まあ、便利なんだけど運賃が高くなるよと。
・タクシーですね。
・まあ、年寄りはどうしてもタクシーを で、

最悪の場合は救急車になっちゃうんですけど
・救急車 まあ、ウチの親父なんか3回目に乗った時は死んじゃうって、

言ってましたけど、救急車ということで

あとは同じですけど、あと、今日はですね、

本当は私はもっとアピールしたかったのはですね
まちづくりってことで、できたらですね、

あの、人口減少時代の都市の在り方 まちの在り方
はどうしたらいいのか?っていうのを、本当は喋りたかったんですが、

ちょっとスライドが間に合いませんでした。

それでまた、今度、何か喋らせていただく機会があればですね、
自治体の自立、自治体、自立して行かなきゃいけない
ということでですね、まあ、日本版の「シュタットベルケ」日本版シュタットベルケについての情報提供|一般社団法人 日本シュタットベルケネットワーク (jswnw.jp)

とかですね、まあ、そういうことも皆さんにアピールしたかったんですが、
これはまた別の機会にですね、まあ、どういうことかっていうと、

要するに、まちが自立してですね、他の国とかに頼らずに、

自立してゆく必要があるんじゃないかということの
大きな目標を説明したかったんですが、次の機会にしたいと思います。
どうも、今日はありがとうございました。