安中市まちづくり ワンワンチーム

「安中市の現在と未来を考える会」 【安中市まちづくりワンワンチーム】

第5回住民シンポジュウム 討論・質疑応答

 

第5回 住民シンポジュウム

・主催 安中市まちづくりワンワンチーム 
・日時 2020.10.3(土) ・場所 安中公民館
・テーマ【まちづくりから市庁舎建設を考える】
   ­建築家からの一つの提案­
・提案者 水上 勝之 氏 (一級建築士、日本建築家協会会員)
   

※無事、終わりました。
   

・分かり易く、目から鱗の提案でした。
・水上さんのお話しは、最高でした。とのご感想を多くの参加者から戴きました。

・本シンポジュウムは、住民が理想的な市庁舎について自分たちで考え、話し合う場です。
・ECO-フレンドリー広場 同時開催
  同日、同会場において夏野菜を含む日用品交換会を開催‼ 
 「もったいない精神」とECOな暮らしの広場です。
  日用雑貨・食材を活用しましょう。
  自由にご参加ください。

・今後の予定 全9回の連続住民シンポジウムを予定。
次回の第6回は、安中市まちづくり研究会 宇佐見義尚氏
 「文教都市安中の再生を願う市庁舎建設(仮題)」
 第7回以降、、講師公募、市民懇談会委員(交渉予定)、
 市議検討委員会委員(交渉予定)茂木英子市長(交渉予定)。
 また、あわせて広く安中市民からの市庁舎の在り方についての
 提案(ご意見を含む)を公募し、録画収録の形で
 順次公表(プレスリリース・SNS・ユーチューブ)していきます。

・お問い合わせ、ご意見はこちらへ。
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安中市まちづくりワンワンチーム  
 吉永真(090-8475-3804) nonohana120@gmail.com

・市庁舎建設を考える市民の会    
 小川光(080-6704-1388) ogawa999@outlook.jp

安中市まちづくり研究会    
 宇佐見義尚(090-3819-4770) usamiyoshinao@aol.com
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FaceBookページ→https://www.facebook.com/annakawanwan/
ブログ →https://annakawanwan.hatenablog.com/
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#まちづくり#地域活性化#安中市#社会貢献

 

-------------------------------------ここから文字起こし

宇佐見)
さぁ、残り時間、そうは沢山ありませんけれども、自由に質問・感想・

今日は遠くから駆け付けて下さいましたので、
水上さんに色々なものをぶつけていただきたいと思います。

ではどうぞ遠慮なく まず、あのお名前だけはお願いしたいと思います。

感想でも結構です。質問でも。どなたかいらっしゃいますでしょうか?
いかがでしょうか?はい。


吉永)ワンワンチーム吉永と申します。今まで、出てきた問題というのは、

高齢化している特に松井田地区周辺の方は病院に行ったり、市役所へ行ったりするのに、そういう交通手段ですね。それが、特に松井田の方で充分じゃないと。
それから、やはり細長いゆえにその間のどこの部署に行ったらいいか、

どうしたらいいか だからあのプラス地域支所みたいな
公民館みたいな、そういうもう少し 具体的に何か構想がありましたら、

要するに交通手段と地域の二つの支所 大賛成です。プラス、地域 ね。


水上)
そうですね。それは重要です。この分散型 先ほどのね庁舎の分散型っていうのは、

窓口の地域化を進めて行くってことでこれあの、さきほどあの2つの拠点が 松井田と安中。この他に、地域出張所 これですね。地域出張所というのは
そういう意味で、分散したカタチで出張所を創る。これは凄く重要で、安中庁舎と松井田庁舎を行き来するマイクロバスみたいなものを出して、それで、あの、板鼻宿から坂本宿までの行き来するバス。マイクロバスですね。
そういったもので、どこでも自由に乗れるとか、そういうカタチの、今、高崎がね市内だけですけども、循環するタクシーこれは無料で乗れるタクシーが循環しているんですよね。そういったことも可能ですし、前橋市でも今バスで、市内を循環するバスが出てますね。

だから、そういうカタチで交通については、庁舎を二つに、メインの庁舎が2つですけれども、そこから地域出張所に行政の人たちが分散していることによって、地元に密着した行政が可能ではないか?と思います。
だから、やっぱり一か所に集中してしまと、行政と市民との距離が遠くなっちゃう。
そういう意味では分散型が重要なカタチなのではないかなと思います。

 

宇佐見)
よろしいですか?
はい、それじゃ、他の方、どうぞ。
はい、どうぞ


金井)
今日はどうも、遠い所、お疲れ様でした。
私、金井亮と言います。第一回のね、プレゼンをしたんですよ。

 

水上)
はい、見させていただきました。


金井)
それで、まあ実は、さっき、司会の方から、目から鱗という話しがありましたが、
まさに目から鱗で。

 みなさん、その安中高校に持って来たい、市役所をね。

それで、あと、今の市役所の跡地をどうするかとか、全く何も考えてない。

跡地をどうするか?というを全然考えてない。
また、それとはまた対極的に、ある一部の〇〇議員さんなんかですと、

複合型のね、庁舎を建てたい。
色々なあの民間のね、あの資金を使って、建てたいっていう意見もあるんですが
この点、水上さんはどのようなお考えなんですか?

 

水上)
あの、私はやっぱり庁舎にね、あまりお金を掛けない。

掛けるよりは、高校跡地のリノベーションっていう方にできれば

お金を使った方が安中市のまちとしては、それが市民の為の

お金の使い方になると思います。それであの
安中高校跡地を先ほどの案をですね、これから、それができることによって

利益が産まれてくるわけです。
それを使用することによって、これを無料で使うわけではありません。

まあ、無料で使うこともあるけれども
そこから、ある意味では利益が産まれてくる。だからマイナスであるところから

プラスの利益が産まれてきますので
ここにお金を投下しても、それはあの、あとからねその投下資金は回収できるんです。

ところが、市庁舎というのは、市庁舎っていうのは建物そのものから利益は生まれてこないです。
市民のみなさんからの税金が入ってくることが重要なんです。それで税金が入ってくるのが重要なことは
どういうことかっていうと、市民の皆さんに良いカタチのみなさんが喜ぶ、行政になれば
気持ち良く、税金が入るわけですね。だからそういう意味で皆さんが、気持ち良く払える
庁舎をつくるのが、庁舎に対するお金のつかいかた。

ですから、私は先ほどの案で考えたこと、今、多分、市の方で予算を考えているかどうか知りませんけれども
多分ね、半額でできます。その残りの半額を安中高校跡地のリノベーションに使ったら、
素晴らしいまちになる。これがあの将来的には安中市の発展につながるし、

安中に棲んでみたいと、言う人たちが出てくる。

それからあの今日の話しの中でないんですけれども、JR信越線ですよね。
信越線がどう生かしていくのかっていうのが、まあこれからの安中市にとっては

先ほどの安中4宿と信越線の沿線を通す。私あの、宇佐見さんにも話しましたが安中駅と磯部の間に二駅、創る。無人の駅を創る。それで、信越線はですね、全部無人化して、お金が掛からない、JR信越線にすることによって、今の本数をですね、最低でも倍。本数が少なすぎます。今の2倍か3倍本数ができることによって信越線が

活性化してゆく。ですから僕は、全部無人駅にしてそれで、コストを
ダウンして本数を増やす。で、今の本数の3倍に増やせば安中信越線利用者が

格段に増えると思います。

今、車でね、行き来しているのが電車で行き来するようになれば、

ま、いずれは、そういう時代になりますから高齢化社会に向かっていますので、

ですからそういう自分で運転しなくても、マチナカを行き来できるような
そういう社会づくり、そういうまちづくりがね、これからね、大切だと思います。

いいでしょうか?

 

宇佐見)
またまた、2枚目の目から鱗が落ちたような思いが今、してるんですけれども、市役所に金を掛けても市役所はお金を生み出さない。立派なね、お金を掛けても駄目だって話。2枚目の目から鱗が落ちましたですね(笑) えーっと、いかがでしょうか?
どうぞ、今のような、私のような感想でも結構なんですが、

どなたか、質問、 はい、どうぞ!

 

小板橋)
松井田の小板橋と申します。多分、先生と同級生、高崎高校で一緒。

今、私、松井田 山の保存のことに力、入れてるんですけれど
今、先生が仰ったように 信越線のですね、廃止になる問題を是非、

阻止したいというのが本音でありましてですね
電車で来て廻るというのが、主眼なんですよ。それからもう一つは、

今、先生が仰った、安中市っていうのは長いわけですから、
これ、なんとか 点じゃなくて、線でつなぐという。


水上)
そうです。線です。


小板橋)
それが一番良いんじゃないかと、居たところが、先生が、

シンプルで非常に素晴らしいご意見を戴き本当に感謝申し上げる次第です。や

はり、あの庁舎っていうのは、非常に難しいですから、いろんな
ご意見があると思いますけど、今のように、長さから考えますと、先生が仰る、

この2拠点。地域出張所という考え方っていうのは、

非常にあってる素直な考えじゃないかなという風に思いまして、

同感をさせて戴きました。
あの、いろんな意味でお話ししたいなって言う風に思いました。


宇佐見)
ありがとうございました。
他に意見は? いかがでしょうか? まだ時間はありますが。


水上)
さきほどのですね、 統合型か? 分散型か? 

分散型がなぜ良いかっていうのをですね。ここに書いておいたんですけれども、
統合型は 円の 円というのは、コンパスで描くと一点の焦点があって、

円があるんです。で、楕円というのは焦点が2点あって楕円が描けるんですね。

それで、あの、一点の焦点と二点の焦点の違いは何かっていうと、
一点の焦点っていうのは、そこが中心になるから外へ発展してゆかないんです。

で、二点があるというのは、あの、回転が起きるわけです。

二点があることによって、行ったり、来たり、人が行ったり来たり、
そういうことによって人が回転するわけです。動くわけですね。

それで、人が動くと、動いて回転するとお金を落として行く。

これが、あの、なんて言うんですか、原理なんですね。

だから、例えば、お店をやるときに、お店の中に一点ではなくて2つのポイントが、

できれば3つのポイントがあるともっと良いんですよね。

で、一点だと、そこの廻りを人が廻っている。あまり、お金が落ちない。
二点あることによって、行ったり、来たりする。で、3点あると、もっと回転する。で、これはあの、松下幸之助さんが、毎日ですね、

会社で仕事をやって帰りに色々なところを廻って帰る。

廻って行くところは7点なんだって言うんですね、

7点廻るとそこで、いろんな情報が入って来て、
それがいろんな形で収益に繋がる。そういうことをいってました。

それで、あの、例えば、お店を店舗をやろうとしたときに、繁盛する店舗っていうのは、最低2つか3つ、のポイントがある。
そこをお客さんが廻ることによって、売上げが伸びてゆく。

一点だとね、入って来て見て、帰っちゃう人は帰っちゃう。

ところが2つ、ポイントがあると、行ったり来たりして、

どっちかに自分の好きなものがあったりする。
それが3つあると、中で、お店の中で回転するわけですね。

回転することによって、どれが一つ氣に入ったものがあれば買ってゆくわけです。

だから、そういう繁盛する店っていうのは、そういうカタチで、一点ではなくて
2点以上の焦点があることによって発展する。

これ、あの、まちのつくりも同じことです。
で、ここはあの、線状都市、線上に宿場町があるって話し、

しましたが、宿場町一つでも、1つの線上にお店がいっぱい昔はね、あった。
それが、あの、発展するカタチだったわけです。

で、高崎市はですね、一点なんですね。今ね、マチナカに市庁舎がある。
ところが高崎市は今、活気があるのは、そこを中心に各、支所が幾つあるんだろう...。
6つか7つあるんですね。(※6カ所です)

その支所が繋がっているから発展するわけです。
だから、高崎市庁舎だけじゃなくて、今まで合併した支所が繋がることによって
発展してきた。これはあの、一点ではなくて、

一点を中心に各、焦点が繋がりがあるから良いわけです。

ですから、安中市の場合は 高崎市の場合はどちらかというと

円状のカタチなんですけれども安中市は東西に長い線状都市。

このカタチをどう生かすかが、これからの安中市
カタチに繋がって行くと思います。ですから、それは、

それの起爆剤になるのは、安中高校跡地なんです。

あそこを中心に、四宿場町のフェスティバルを是非ね、

これ、フェスティバルの時ね、安中高校跡地から、マイクロバスでも良いし、

自転車でも良いし、電車でもいいんですけれど、各宿場町を行き来するようなフェスティバルができれば素晴らしいしその辺の人たちが参加できるお祭りになる。

日本でもね、多分ね、最初の宿場町祭りになるんじゃないかと思います。

これが重要です。日本で最初の四宿場祭り‼  

これをやればね、マスコミがねもう、飛びついてきますから
それが、観光に繋がって行けば、これが本当の観光です。

本当の観光になると思います。


宇佐見)
はい、ありがとうございます。
あの、いかがでしょうか? はい、どうぞ。

 

浦野)
あの、私は松井田町出身なんですけど、今、安中市の市庁舎の前は、 

本当に立派な私は大好きなんですけども、松井田町の庁舎が。

そこを是非、使って頂きたいって思っているんですけど
みんな、一極集中型っていうことで、考えが行ってるような氣がするんですね。
それで、市民懇談会のところに傍聴に行っても、こんな素晴らしい意見は、

全然出ないんですね。今、この意見を、市民懇談会に持って行ったら、

みんな、賛成するんじゃないかって、思うんですね。
それで、安高の跡地もね、活用するっていうので、こういうシティギャラリーとか、宿泊施設もそこに創られるんですかね?


水上)
そうですね、あれだけのスペースがありますから。東京でもありますから、

古い学校校舎も、リノベーションして非常にね、

市民の皆さんも集まり易い場所になっている事例っていうのも、沢山あります。


浦野)
そうですよね、それで、安高もやっぱり地元の方たちが行っているので、

安高を取り壊すっていうのは心が痛いって言う人が沢山、

おられるみたいな氣がするんですが、誰も声を挙げないんですよね。
私たち友達にそういうお友達、居るんですけれども 

みんななんか大人しくいていて、こういう所にも参加
してこないんですけど、これをYoutubeでいろんなところに、

発信しているので、是非、それ、見て欲しいなって市の方、

みんなが見て欲しいなと思うんですね。それから、松井田なんですけれど、

今は、安中市内のことを言ってましたけど、松井田の中にも駐車場はあるんですよね。あるんですけど、やっぱり商店街が段々廃れてきています。

で、坂本宿とか、眼鏡橋とか、とても良い観光地もあって、松井田もあそこに2カ所良い駅があるわけですよね?だから、もっと観光であの人口をこちらへ、

呼べるんじゃないかなぁ~と思って、
吉永さんが最初に云った時に、「長生きをするなら安中市」って言うので、

自然と共に生きるっていうのがそういうのが、段々、コロナの時期で、

目覚めて来ているのもあるんですね やっぱり癒されるのは
自然で、人間は土いじりとかも良いと思うんですね。そういうので、

あの、呼びたいと思うんですけど

今は、安中市のことを仰ってましたけど、松井田町をどういう風に活用したらいいのか、良いところはこのレジュメに書いてあると思うんですけども、あの、どんなところがお気に入りでしょうか?はい

 

水上)
そうですね、私は松井田宿を、まち歩きをしたり あと、碓氷製糸って言って 

あそこも見学しました。非常にね、素晴らしい工場です。生糸を、日本の生糸の8割近くが、あそこで作られてます。それから、あのさきほどの本の中にもありますけれど、旧松井田町役場ですね、あそこをどう、活用させるかっていうのが
凄く松井田宿は重要で、勿論、宿場町のね古い建物を活性化することも大切ですけれど
あの近代建築 が、どう、活用するかで、松井田町の価値が大分変ってきます。それで、あのあれは、さきほどの話にもありましたが、世界に発信できる建物なんです。
群馬では、群馬音楽センターと松井田旧町役場庁舎。あの二つ、その二つきりないです。あの、宝物をですね、どう生かすかということが凄く重要です。

私はあそこをあの、本当はね、美術館とレストラン フランス料理店でも良い。なんかね、あそこにレストランにお洒落なね、若い人が是非、行きたくなるようなレストランになったらね、いいなぁ~とは思いましたけれども。これは、あの、いろん空き家があるんですけれども、この空き家をですね、どうするかっていうのは
例えば、市が借り上げて、そこに、どういうお店があったらいいのかというのを、調査をすることによってそこで、そういう、なんていうのですか? じゃ、ここでこういうお店をやったら、まちの活性化に繋がる。

例えば、クレープ屋さんがあったら良いとか。そういう若い人たちがね。
そういうお店をやる人を募るわけですよね。だからそれを一軒だけじゃなくて、

何軒か、纏めて魅力ある店舗を、お店を開く若い人を公募するわけですよね。

で、あの、どこでしたっけ? 〇〇のやっぱり、あの商店街でシャッター通りなんですけれどもそこに、パン屋さんとクレープ屋さんと、あと、なんだっけな、 なんか、4つ新しい店を若い人に始める切っ掛けを作った。で、それがヒットして、もう、若い女性が毎日来るようになってで、町って、あの若い女性が行き来する町は賑やかなんですよ。それが、起爆剤になってその商店街がみんなシャッターが上がってきた。そういう事例があるわけです。だからそういうカタチで
で、松井田宿ものね、なんか良い切っ掛けになるお店をね先ず、

作って、そこをやりたいという人が出てくるんですよね。それから町歩きっていうの凄く重要で、まち歩きの起点になるような
今、ミナトやさんが1つの食事ができたり色んな案内する場所がありますけれども、そういうところから、各、今、閉まっている店もね、いっぱいありますけれども、それをどう、今の店に拘るのではなくて、新しい空気をこう吹き込める若い人がやるお店を提案していったらいいの、ここにこういうお店があったらいいよね。

皆さんでね。地域のみなさんでもいいし。そういう切っ掛けになる一枠が必要なんですよね。

で、まちって、1人ね、それをこう一生懸命やる人が居ると、段々こう、拡がってゆく。高崎に、まあ、
私の出身が高崎なんで、色々、見てるんですけれど、あそこにもてなし広場っていうのが高崎にあるんですけれども、あそこのもてなし広場では、毎月ね、色んな、なんでしたっけ、なんか月末になんか、お祭りっていうかイベントをやってるんですよ、それをね、始めたのがね、1人の元氣な人なんですよ。

 

浦野)
人情市ですか?

 

水上)
人情市
あれはだからね、1人のスゴイ元氣な人が居て、その人が周りに色々呼び掛けて
それで人情市を始めたんですよ。それは市に働きかけて力にね、そこをそういう風に開放してくれたり
ということで出来ました。

だから公共の場所っていうのは、そういう人が出てこないと活性化しないんですよ。

あの、川口市にやっぱり同じような広場があるんですけれどもね、誰も利用しないんです。それはね、
それをはじめる切っ掛けになる人が居ないんですよ。そういう或る一人の人がね、1人、そういう元氣な人が出てくると
そこがね、非常に活性化したまちになって行くんですよ。だから、川口のまちもね、市では、皆さん、使ってください
使ってくださいって云うけど、誰も使う人が居なんですよ。それはその使いたくなる、タネを誰かが撒かないと駄目なんですよ。
そういう意味で、行政の人に頼っているのではなくて、市民の皆さんから、その、手を挙げてね、一生懸命動く人が
元氣な人が出てくると、いいんですよ。だから、本当は行政マンの中で、そういう先頭に立ってやりたいっていう
人がね、多分、居ると思うんですよ。ただ、そういう人が、こう、手を挙げたくなるような
行政、市のね、組織のね、そういう職員の人が遣りたいんだけれども中々やりづらいっていう雰囲気にならないで
職員の人が手を挙げて、出張所へ行ってね、これはこの地域の皆さんの役に立つような活性化するような仕事をしたいって人が
出てくれば、いいんです。そういう出てくる雰囲気づくりも大切です。

だから、そういう意味じゃ市長さんって重要ですよ。
そういう人が手を挙げたくなるような組織づくりって凄く重要だと思います。


宇佐見)
ありがとうございました。あの、今、「ヒロバ論」が出てきましたけれども、実は、最近、ある論客から奨められまして
マチナカ広場論のエッセイを論文を読みまして、大変、感銘を受けました。で、安中 安高跡地を、マチナカ広場に
したらどうかっていうアイディアをちょっと伺って、その点について、いかが、どう思われますか?

 

水上)
あそこを、あの、先ほどのね、案っていうのは複合施設ですけれども、あれだけの校庭もあるし、
全体で云えばヒロバなんですよ。ヒロバの中にそういう施設があるって考えれば、同じ。ある意味では同じ。ですよね。

だから僕は校庭をどう利用するか 一部は駐車場として開放する必要があるし、あとはさきほどの
お祭りヒロバとしても、宿場町祭りのフェスティバルの非常に良い会場にもなる。そういう意味では、ある意味では
ヒロバですよね。

 

宇佐見)
非常に納得がいきました。ありがとうございました。
まだ、若干時間がありますので、皆さんの方からいかがでしょうか?
折角ですので、ええ...元市会議員さんの櫻井先生

 

櫻井)
あの、今日はホントに、本当に目から鱗でした。はい。
あの、本当に美術館ないんですよ。ええ、シティギャラリーも勿論ないし
だから皆さん、古いところの〇〇を使って展示したりしてるんですよね。
本当に安高の跡地は、これは本当に素晴らしい、で、宿泊もできて、

 

水上)
そうです。それは重要です。

 

櫻井)
そうですね。本当にあの、素晴らしいと思いました。
やっぱり校庭も少し芝生のスペースがあったり、駐車スペースと芝生のスペースがあったり
するのもいいかな。本当に人情市みたいなのね、できればいいなと思います。
まさに、ね、「安高跡地に市役所にしてどうするの?」っていう

 

宇佐見)
強烈だね

 

櫻井)
本当に、それは、もう、大活用したいと思いました。ええ。
あと、それからフレンチレストラン フランス料理 松井田の

 

水上)
ええ、あそこにそういう店があそこに入ったら、私はもう直ぐ(笑)
案内がきたら直ぐ、先ずはあそこに行きたいと

 

櫻井)
駅の傍ですしね。

 

水上)
そうですね。

 

櫻井)
いろんなところから、駅、降りて、あそこに美味しい料理屋さんが、

フレンチあるよってなったらスゴイことになるなって思いました。本当にあの。

 

水上)
そうですね。

 

櫻井)
中々、アイディアって、出てこないんですけれども、水上先生のアイディアは素晴らしいです。

 

水上)
やっぱりね、自分がこういうのがあったら、愉しいだろうなって思うのが、やっぱり
一番重要ですよね。私は安中はすごく好きなまちで、

 

櫻井)
そうなんですか。

 

水上)
さきほどの、らかん亭は私が設計した店ですけれども
あの、安中の入山に石澤 久夫さんって画家、2年前に亡くなってしまいましたが、
石澤 久夫さんが、群馬音楽センターの壁画を描いてそれで、入山へは良く来てたんですけれどもこの間、文化会館に石澤さんの大きな絵があって、感動しました。

 

櫻井)
あれも素晴らしい、貴重な

 

水上)
そういう、いろんな宝、あるんですよ。だから、さっきのミュージアムができたら
是非、石澤さんの個展を展覧会をね、やって戴ければね、素晴らしい

 

櫻井)
そうですよね。石澤先生の昔のお住まいの、お住まいが忘れられないんですけれども
どうしたんですかね?

 

水上)
いまね、ちょっとどうなっているかね。

 

櫻井)
あの当時、かなり古い家でしたね。

 

水上)
そうですね。
私もちょっとどうなっているか、心配は心配です。

 

櫻井)
あそこでね、よく、琵琶の演奏会があったんです。
そんなところにも行かせて戴いたりなんかして。芸術家もとっても多いんですよ、

安中市は。昔は。だから、本当にミュージアムとシティギャラリーは本当にもう、

皆さん、切望してます。

 

水上)
地元の人が参加できる、こう、活性化できる場所がね、一番重要です。
それがまちの賑わいをつくるしそれが観光に繋がってゆくんですよ。

だから、ポン と観光地を作って、はい、みなさん、来てください!って云うのは
何かがあると、直ぐにポシャってしまう。コロナで駄目になっちゃうとおんなじです。
ですから、やっぱり地元の人がこう、参加できる、受容できるスペースを考えるって
いうのが凄く重要なのだと、本当に思います。

 

櫻井)
あの、安中の市民じゃないのに、こんなに安中のことを考えてくださって
本当にありがとうございます。

 

宇佐見)
本当ですね。安中LOVEっていうね。あれ虹色ですね。

 

水上)
そうです。

 

宇佐見)
なんか、安中市に虹色の虹が掛かってきたような

 

水上)
そういう意味で、作りました。

 

宇佐見)
そうでしたか。ああ、いやいや

 

櫻井)
私、安中を愛する会っていうのをやってるんで

 

水上)
ああ、そうですか

 

櫻井)
ぴったりなんですね。

 

水上)
私は、あの、群馬を愛する会をやってますよ(笑)

 

櫻井)
ああ、そうなんですか。

 

水上)
そういう氣持ちが大切なんですよね。
本当に、本当に思う。大切なことですね。

 

櫻井)
今日はありがとうございました。

 

水上)
どうも

 

宇佐見)
もう、一方 あの市民の市庁舎を考える市民の会をずっと代表されてて
もう2年半になりましょうか?小川さん、何かご感想を一言、戴きたいと思いますが
いかがでしょうか?

 

小川)
ああ...。市民の会、小川と言います。
えーっと、あのさっきの 私が思うに、あの旧庁舎なんですけれども、

さっき、水上先生が仰ったように〇〇や松井田に行けば、もう、2階建てでも良いんですよ。そんなに大きいのはいらなくなっちゃいますよね。

で、あの 一番、私が思いつかなかったのは、古い庁舎をそのまま使って、

前に建てると。でも、私たちは古い庁舎はもう使わない方が

良いという考えなんですね、もう、危ないんで。
それで、まあ、松井田庁舎と東庁舎という新しい庁舎がありましたね。あそこの会議室とか、いろいろ潰したりなんかして、みんな分散してくれっていうようなことも言ってるんですけれども、
えーー、取り敢えず、あの、私が言ってるんじゃないですよ、「市役所が危ない、危ない」って
言ってるんで、使わない方が良いんじゃないかと、思うんですけど、あの、もしも、っていうことが
ありますからね。そこ、重要な市の幹部職員から市長も居るわけですので、もう、私たちはもう
即、使わないで他へ移動してもらいたいっていうようなことを言って。それはどう

 

水上)
そうですよね、それはいずれにしても、今の事実、あの建物、私はデザイン的には凄く良い建物だなぁ~と思うんですよね。ですけど、そういう皆さんの、危険だ危険だという心配があるとしたらあの、東隣に新築をして、旧庁舎を解体すると。

これは あの、どっちを選ぶかはね、皆さんの...。

耐震補強工事はね可能です。今の技術は。ですけど、ま、その分散、2拠点、松井田庁舎と 両方良いカタチでどういうカタチでね分散するかっていうのは、

これから皆さんが、行政の人たちも考えているのでしょうけれども
あとはさっきの、ネットですよね。ネットを利用したあの行政になることによって、会議室もね、そんなにいらなくなってくるんですよね、多分ね。

ネットで会議をやれば。ですから、新しい行政をするカタチっていうのを
安中市が考えてデジタル庁ができたらすぐ、安中市が手を挙げて、

私の市は新しいねデジタル時代の市庁舎を目指しますって言って手を挙げれば、

多分、国から色々ね援助してくれるんじゃないかと思いますけれどね
、それは分かりません。 

まあ、そういうことで、いろんな可能性が出てくる。ただ、安中市から議会が
向こうへ行っちゃうのが、安中庁舎が向こうへいっちゃうのが、この地元の人たちがね、どう思うのかっていうのがやっぱり大切なことだと思います。やっぱり、寂しいし、だから僕はあの、今、安中庁舎に議事堂がありますけどあの、ちょっと狭いですよね。部屋がね。ですから、あれぐらいの広さだったら、まあ、両方にあって、あの
偶数月は松井田で、奇数月は安中で議会をやるとかね。。それでも、ま、議会って みなさん、市民の皆さんが見に行くっていうのも、聴きに行くっていうのも大切なことなんで、両方で議会ができるようにしても良いと思いますけど
映像でね、発信して、こういうカタチでもっと大きい画面があって、そこで議会の様子が投影されれば、どちらでやってもいいわけですよね。だからそういう時代がこれから来ると思いますよね。

そんなに広い庁舎はもういらない時代になってくるんじゃないかなと思いますね。
それよりは、地域に分散して 先ほどね、地域で、地域の皆さんに貢献する、仕事がしたいっていう職員の人が、沢山でてくるのが、理想的だと思うんですよね。

 

宇佐見)
はい、ありががとうございました。
ちょうど3時、予定どおり。
素晴らしい講演、ありがとうございました。

 

それで、今日、後ろの方に、いつになくエコ広場の作品が沢山ありますので
必要でないものを持ってきて、必要なものを持って帰るっていう、
全部無料ですので、尚、募金箱ありますけれども、入れても入れなくても結構なので、
是非、あの、全部、持って帰ってもらいたいと思いますけれども、あの、よく見て戴いて。
あ、説明してくれる? はい、じゃ、お願いします。